どうも、えのきです!
今回は、投資をしていない人にちょっとドヤ顔で話せる豆知識をご紹介します!
題して
「GoogleやFacebook、Amazonはなぜ配当金を出さないのか」
「GAFAM」という言葉をご存知でしょうか?
GAFAMとは、IT企業のトップオブトップの5社(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフト)の英語頭文字を取った呼び名です。
これら5社のうち、なんと3社(グーグル、フェイスブック、アマゾン)が株主に対して配当金を支払っていません。
さらにアップルとマイクロソフトでさえ配当金が少ないというのです。
天下のIT企業様が無配当に低配当。
さては私腹を肥やしているな?
どっぷり稼いで、豪遊しているんだろうな〜
と思った方、果たしてそうなのでしょうか?
それでは、いってみよ〜!
そもそも配当金って何?
「配当金」とは、会社が儲けた利益(の一部)を株主に還元するお金のことを指します。
会社が稼いだ利益が多ければ多いほど、配当金も多くなります。
逆に、利益が少なければ少ないほど配当金も少なくなります。
会社の業績が良くなって、配当金を多くすることを増配
会社の業績が悪くなって、配当金を減らすことを減配
と呼びます。
※業績が良くなくてもムリに増配しているケースもありますのでご注意
ただ、配当金の額は会社が決めることですので、配当金を出さない会社もあります。
このような企業を「無配当企業」といいます。
Google、Facebook、Amazonが無配当なワケ
なぜこれらのイケイケ企業は配当金を出さないのか?
それはズバリ、配当金として会社の利益を株主に還元するよりも、新設備の導入や研究開発など自社への投資にまわしているからです。
自社への投資を行い、さらに業績を上げて、株価を上げることで株主に貢献しようとしているため「無配当」なのでしょう。
つまり会社を成長させることで株主に貢献しているというわけです。
世の中を新しい技術や事業(取り組み)でドンドン便利にしてくために足を止めている(利益を株主に渡している)場合ではない、という考え方なのです。
カッコいいし、期待が持てますよね!
こう思った人たちがドンドンこれらの企業の株式を購入し、株価を上げ、企業の下支えをしているのです。
Apple、Microsoftが低配当なワケ
では、なぜアップルとマイクロソフトは低配当なのでしょうか。
それは会社として成熟し始め、これからの急成長を見込めなくなったからです。
ただし、成長を止めたわけではありません。
自社への投資スピードを鈍化させるものの、安定的に業績を上げて、株価も上げつつ配当金も出して株主に貢献しようとしているため「低配当」なのでしょう。
つまり会社が成長期から成熟期に入りつつあるため、株主への貢献の仕方を変えつつあるというわけです。
まとめ
世界を牽引している5社、GAFAM。
どの企業も「私たちの生活インフラの一部」「なくてはならない企業」だといえるでしょう。
そんなGAFAMの配当金事情。
これを知れば、ますます期待ができるのではないでしょうか。
では、ほなね〜!
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