【レバナス】iFreeレバレッジNASDAQ100に追証はある?ない?理由も解説!

どうも、えのきです!

 

レバレッジと聞くと「信用取引」「追証」と思い浮かぶ方もいらっしゃるのではないでしょうか。

追証とは「追加保証金」の略称で、強制的に損失を確定させることを止めるために追加で入金する保証金のことです。

詳しく説明は後ほど。

 

そこで今回はNASDAQ100指数にレバレッジをかけているiFreeレバレッジNASDAQ100(通称レバナス)に追証があるのかについて解説します。

 

結論「レバナスに追証はない」です。

 

レバナスと追証についてご説明して、なぜレバナスには追証がないのかを解説していきます。

 

それでは、いってみよ〜!

 

レバナスとは

大和アセットマネジメントHP

レバナス(iFreeレバレッジNASDAQ100)は大和アセットマネジメントが販売する投資信託です。

日々の基準価額の値動きがNASDAQ100指数(米ドルベース)の値動きの2倍程度となることをめざします。株式の組入総額と株価指数先物取引の買建玉の時価総額の合計額が、原則として信託財産の純資産総額の2倍程度になるように調整します。

SBI証券
  • 基準価額:35,609円(2021.10.18)
  • 購入手数料:なし(ネット証券の場合)
  • 信託報酬/年:0.99%
  • 純資産総額:1,284.78億円(2021.10.18)

 

追証とは

投資の世界には元手に対して約3.3倍までのレバレッジをかけられる信用取引というものが存在します。

信用取引をする上では元手のことを委託保証金(以下、保証金)と呼びます。

 

例えば100万円の保証金を用意すると、330万円分の取引ができます。

 

ただし一定以上の含み損に達した際、保証金を追加で求めれます

これが追証です。

 

ちなみに追証を支払わないとロスカット(これ以上損をしないように自動的に売買すること)されてしまいます。

 

追証を超カンタンに説明すると、人質(保証金)を用意して借りた大きなお金を上手く運用できていないと求められる追加の人質(保証金)のことです。

(不適切な言葉遣いですみません)

 

なぜレバナスには追証がないのか(ザックリ)

「ムズカシイことはいいからカンタンに教えてよ」という方のために。

 

レバナスは投資信託です。

投資信託自体は現物取引(支払った分だけ買えるし、売った分だけ受け取れる)ですよね。

当たり前ですね(笑)

つまりレバレッジをかけて運用しているのは私たち、ではなく大和アセットマネジメントなわけです。

そして大和アセットマネジメントは追証がないように運用してくれています

 

投資信託購入者には追証を求めない仕組みになっているからレバナスには追証がないのです。

 

なぜレバナスには追証がないのか(詳しく)

「もう少し詳しく教えてよ」という方のために。

 

どうやって大和アセットマネジメントは追証がないように運用しているのか。

それは先物取引をロスカットしてレバレッジが常に2倍になるようにしているからです。

ちょっとヤヤコシイ話になりますので、計算式を使って追証が発生しない仕組みを解説します。

 

レバナスの基準価額は

当日基準価額=前日基準価額×(1+前日比増減率×2)

という式で表せます。

 

例)100万円分のレバナスを購入。

1日後のNASDAQ100の増減率が−10%とします。

1日後のレバナスの基準価額

=100万円×(1+(−0.1)×2)

=100万円×(1−0.2)

=80万円

となります。

 

つまりNASDAQ100が一日で50%以上下落しない限り基準価額がマイナスになることはありません

※50%以上下落する前にサーキットブレーカー(相場の急変動に対して取引が止められること)が働くため、事実上はありえません。

 

まとめ

レバナスには追証はありません。

大和アセットマネジメントが投資信託購入者には追証を求めない仕組みにしているからです。

その仕組みはレバナスの基準価額の計算式

当日基準価額=前日基準価額×(1+前日比増減率×2)

からもわかります。

 

レバナスにはデメリットも存在しますが、追証がないことは非常に大きなメリットです。

ただでさえ価値が下がると「売ってしまおうか」という想いがよぎるもの。

そこにさらに追証が求められたときの精神的ダメージが大きいことは想像に難くないはず。

 

私もビットコインを信用取引をしていたときに何度も追証を経験しました。

少額ではありましたが、心が痛くロスカットを受け入れたことも…

 

レバナスのメリットとデメリットを理解した上で投資することをオススメします。

 

※投資はあくまで自己責任です。許容できるリスクの範囲内で行いましょう。

では、ほなね〜!

 

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