どうも、えのきです!
今回は銘柄分析でよくいわれるPERとPBRについて、
何なのか?
どんな違いがあるのか?
平均は何倍なのか?
目安はどのくらいなのか?
わかりやすく解説していきます。
実際にPERとPBRを使って銘柄分析をした記事もぜひご覧ください。
【7選】高配当株投資のメリット・デメリットとは?【いつ?】高配当株はココが買い時!オススメの買い時・売り時を解説!
それでは、いってみよ〜!
PER(株価収益率)とは
(利益に対して)株価が割安か割高かを表す指標です。
「企業そのものがどれだけ期待されているかを数値化したもの」と思っていただければOKです。
PERが高ければ高いほど割高、つまり人気が高いと捉えます。
最も有名な指標の一つですね。
PERの求め方
PERの求め方(計算式)は
=株価÷1株当たり純利益
三井住友フィナンシャルグループを例に見てみましょう。
PERは株価を事業価値(利益)と比較したときの倍率を表します。
「1株当たり純利益」は1年間の企業活動で株主にもたらされる利益を指しますので、「この利益が(PERの値)年間続くと投資額分の利益が得られる(元が取れる)」という意味になります。
すでに実績が出ている1株当たり純利益を使うと「実績PER」。
今年度の予想されている1株当たり純利益を使うと「予想PER」。
これから投資をするというときは普通「予想PER」を見ます。
PERの平均値と目安
一般的に10〜15倍が平均とされています。
ただ、実は業種によって平均PERとはバラバラです。
ですから業種ごとのPERを見るのがベストです。
例えば銀行なら、銀行業の平均PERと比較して割安か割高かを判断します。
成長企業はPERが100倍を超えることもあります。
これからへの「期待」によって上昇している株価に、業績が追いついていない状態です。
逆に成熟企業はPERはが10倍以下になることもあります。
ちなみにヤフーファイナンスでPERのランキングを確認することができます。
PERが高い・低いで買うタイミングを図ったり、売りを決めるということはあまりありません。
1つの指標として必ず確認はしますが、決断の決め手となるほど重要ではないので、理解しておくだけで十分です。
PBR(株価純資産倍率)とは
(資産に対して)株価が割安か割高かを表す指標です。
PBRが高ければ高いほど割高、つまり人気が高いと捉えます。
PERと同じく、最も有名な指標の一つですね。
PBRの求め方
PBRの求め方(計算式)は
=株価÷1株当たり純資産
三井住友フィナンシャルグループを例に見てみましょう。
PBRは株価を資産価値と比較したときの倍率を表します。
「純資産」とは、総資産(企業が持つ現金、商品、株、不動産など)から負債(金融機関から借りたお金など)を引いた、純粋にその企業が持っている資産のことです。
企業が活動をやめたときに株主に振り分けられる資産でもあるため「解散価値」とも呼ばれます。
PBRの平均値と目安
一般的に1〜1.5倍が平均とされています。
ただPERと同様、業種によってPBRはバラバラです。
ですから業種ごとのPBRを見るのがベストです。
例えば不動産なら、不動産業の平均PBRと比較して割安か割高かを判断します。
また成長企業はPBRが高くなる傾向があり、成熟企業はPBRもが1倍以下になることがあるのもPERと似ている点です。
しかしPBRはバリュー株を探すときに有効な指標ですので、バリュー株の個別株への投資が好きな方にとっては必要になります。
ヤフーファイナンスでPBRのランキングを確認することも可能です。
PBRが高い・低いで買うタイミングを図ったり、売りを決めるということはあまりありませんが、PERよりも重要です。
こちらも理解しておくだけで十分です。
まとめ
=株価÷1株当たり純利益
(利益に対して)株価が割安か割高かを表す指標
平均は10〜15倍
PBR(倍)
=株価÷1株当たり純資産
(資産に対して)株価が割安か割高かを表す指標
平均は1〜1.5倍
今回はPERとPBRについて解説してみました!
どちらも最も有名な指標の一つであり、理解しておく必要はありますが、正直言ってあまり重要ではありません。。。
PER・PBRそれぞれの概要と重要性を理解した上で、銘柄選定に生かしていきたいですね!
では、ほなね〜!
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