【米国株】暴落対策!これだけはやるな!4選

どうも、えのきです!

 

みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

最近の話題はもっぱら米国株式相場の急落です。

 

中国の大手不動産「恒大集団」に起因する不動産バブル崩壊間近という声、FOMCのテーパリング発表は必然としてもいつ始まるのかという声。

さらに9月は例年下げ相場となるのがセオリー。

 

これだけ要素を重ねりゃ、もうトリプルリーチなんだわー、そりゃ下げるわー

というのが正直なところです。

 

※現在は恒大集団は一部利払いすることが決まっており、テーパリングは11月に発表され2022年に開始される可能性が高いです。

 

そんな中で「え!?もしかして今危ない?どうしょう!!」という思いが相場に表れているように思います。

 

ということで今回は「暴落時に絶対にやってはいけないこと4選」をご紹介します。

 

この記事をご覧になっているということは、少なからず現在の相場環境を危険視し、把握しようとしているということです。

非常に感度の高い方だと思います。

 

それでは、いってみよ〜!

 

1.チャートだけを見る

「やってはいけないこと」その1はチャートだけを見て判断することです。

 

先ほど言った、

「中国の大手不動産『恒大集団』に起因する不動産バブル崩壊間近という声」
「FOMCのテーパリング発表は必然としてもいつ始まるのかという声」

 

これらはチャートの値動きの原因と考えられるものであって、チャートから読み取れることではありません(9月が下げ相場であることは読み取れますが)。

 

証券会社のチャートだけを見て判断する(テクニカル分析)だけでは目の前の値動きに翻弄されてしまいます。

 

「現在の値動きを引き起こしているのは何なのか」を知ることでチャートの値動きを正しく見ることができますし、比較的正しい判断ができます。

 

いろんな発信源から情報を集めて、多角的に広い視野を保つようにしましょう!

 

2.積立をやめる

いつ上がるのか、いつ下がるのかがわからないから積立投資をしているはず。

 

価格が下がって、その投資対象を信じられなくなって積立をやめてしまうのは言語道断。

安いときが絶好の買い場なのに…

 

積立投資をしている方は「ドルコスト平均法」という言葉を一度は耳にしたことがあると思います。

投資対象の価格の上下に対して、定額で定期的に購入することによって、購入価格を平均化させるというもの。

THEO お客様サポート

ドルコスト平均法のミソは価格が安いときに大量に購入できることです。

価格が安いタイミングで大量購入をしなければ、ドルコスト平均法の効果、積立投資をしている意味がなくなってしまうのです。

 

ですから、積立をやめたり、積立金額を少なくしたりするのは控えましょう。

 

ただこのように説明すると、

「価格が高いうちに売って、安いときに買うよ」

という天才投資家様のありがたいお言葉をいただけることがあります。

それは神の御業!

できたら誰も苦労しません(笑)

さっさとFIREしてくれコノヤロー。

 

3.株を全部売る

株価が自分の想定以上の下落を見せると誰しも大なり小なり動揺します。

そのような状況では慌ててしまい、冷静でいられなくなる方もいらっしゃるでしょう。

「リスク許容度を超えた投資はするな」と言ってしまえばそれでおしまいなのですが、そのときにはもう後の祭り。

 

「全部投げ売って開放されたい…」

 

こんな思考も生まれてきます。

でもちょっと待って!!

 

いつ上がるかわからないのにポジションをすべて手放すということ「投資機会の損失」に繋がりかねません。

0か100かの投資はやめてください。

 

大きい決断でも投資している割合の半分まで。

全部売るにしても段階的に。

まずは落ち着いて、ね。

 

結局一番大切なのは握力です(無理やりすぎ?)。

 

4.下落中に全力買い

「下落中はチャンス!ウハウハだぁ〜」

 

下落中にこう思えるということは、

下落に備えて現金を準備していた作戦勝ちの方、もしくは気が触れてしまった方だと思います(スミマセン)。

でも浮かれてはいけません。

 

その全力スポット購入(まとまったお金を一度に投資すること)は「落ちるナイフを掴む」ようなものかもしれません。

 

ウミ(不安材料)が出きっていない状態は価格が落ち着いたように見えても危険です。

回復にも見える目の前のチャートの上がりは「騙し(だまし)」である可能性があります。

TradingView

上の画像は2020年1月〜4月のVOO(S&P500)のチャートです。

「コロナショック」は記憶に新しいですよね。

このときも落ちるナイフに手を伸ばし大怪我した人がいました。

赤い◯で表した上昇がいわゆる騙し。

その後、急落に見舞われています。

 

ナイフは地面に落ちてから拾いましょう。

 

じゃあそれはいつなのか。

上のコロナショック時のチャートで言えば4月6日(4月の2つ目の緑)辺りでしょう。

下落から上昇に転じたところから一度下げ、もう一度上がるタイミング。

これくらい慎重に見るのでちょうどいいのではないか、と思います(まだ早いかも)。

 

下落し続ける期間も、回復しきるまでの期間も、誰も知る由はありません。

思ったより下げないかもしれないし、思ったよりも上がってこないかもしれない。

そんな中でオススメはしませんが、精神的に楽なのは毎日定額少額で購入していく方法です。

下落局面中だけでドルコスト平均法をねじ込んで平均的に安く買うということ。

期間・投資額の設定は人それぞれのさじ加減ではありますので、「そういうやり方もあるのか〜」くらいで構いません(笑)

 

まとめ

まずはルールを決めましょう

慣れてきたら市場の動向に合わせて、意識的にルールを外す必要が出てくるようですが、それはルールが守れるようになってからのお話。

 

次に極端な行動は避けましょう

「全部売る」「一気に買う」

これらの行為は普段やらないのに暴落時にやりがち。

自らリスクを高めにいくのはやめましょう。

極端な行動を取るくらいなら、静観して動かないほうがマシです。

 

最後に異常な相場の中で平静を保ちましょう

これはムズカシイ。

みなが慌て、価格はブレブレ。

そんな中ブレずに普段どおりの投資を行えば、それだけで勝率は上がります

ですから、決して焦らず。

段階的に。

 

結局一番大切なのは握力です(2回目)。

 

では、ほなね〜!

 

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